松谷武判個展「白のオブジェの時代」
MATSUTANI Les Annees 70s
2003年12月8日(月)~27日(土) 11:30 – 18:30 日曜、祝日休み
「松谷武判のパリのアトリエには営々と創り出される漆黒の鉛筆の作品に
埋もれるように、少し黄ばみがかってきた白いビニール接着剤のオブジェや
タブローが散在していた。
60年代の具体当時の色彩豊かなタブローから一転して黒一色のモノクロームに
展開していった感のある松谷だが、その間隙に白や素の色を試みていたことを
再認識した。 密やかに制作されていた白の作品群を、その後の鉛筆による
黒の世界に至る転拠点として表出してみたいと思った。」
展覧会案内状から(ギャラリーほそかわ 細川佳洋子による紹介文)
オブジェ、ドローイング、タブローを含む70年代制作の作品を中心として、80年代以降の
鉛筆のタブロー小品も併せて展示。12月8日17:00から作家を囲んでのオープニングパーティ。