「景色替え」展 Scenes Changing 
2013年4月8日(月)~27日(土)  12:30~18:30 日曜休み

出品作家:
居城純子(いしろじゅんこ)  平面
大崎のぶゆき(おおさきのぶゆき) インスタレーション
岡田一郎(おかだいちろう) 写真
西山裕希子(にしやまゆきこ)  平面、オブジェ

ギャラリーほそかわでは「景色替え Scenes Changing」と題して4人の作家によるグループ展を
開催いたします。 ありふれた風景や日常的な事物はアノニマスでありながらそれゆえに各人の記憶や
主観によってリセットされ特有なものとなっていきます。 同世代の4人の作家たちがそこに抱く思いを
各人各様のメディアを介して表現していきます。 

画像:岡田一郎 exchanged landscape Frankfurt/Germany ©Ichiro Okada

居城純子(1974~ )
居城が描く風景は身近な実在の場所を示しながら、普遍的なイメージを与えるものとなっている。 
画面に施されたマスキングによる余白は存在の不確実性を示しながら、見る者に絵画のイメージを開く
隙間をもたらしているともいえる。

大﨑のぶゆき(1975~ )
大﨑は映像、インスタレーション、絵画など様々な方法を用いて現代社会におけるリアリティの
不確かさを表現してきた。 今展ではDisplay of Surfaceと題されたインスタレーションを出品予定。
接触という行為を視覚化し、日常的なものを作品として変換する試み。

岡田一郎(1976~ )
岡田一郎は日用品を使ってありふれた日常環境から新たな空間を認識させるようなインスタレーション
を制作してきた。 今展では写真を使って日常的な風景が非日常へと転換する試みを見せる。

西山裕希子(1979~ )
ロウケツ染めという伝統的な手法を用いた絵画や、映像、オブジェなど様々なメディアで
「自己のなかの他者」をテーマとし、古典的な既存のモチーフとセルフポートレートを
重ね合わせるような作品を発表してきた。 
現在はベルリンに研修留学中。 今展では写真を使った鏡の作品とドローイングを出品予定。